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日記「ちょっと嫌な予感がする」

 

 最初に痛みを覚えたのは何歳くらいのことだろうか?おそらく20代後半あたりまもしれない。朝起きると背中(真ん中あたりから首にかけて)が痛む。「あれっ、なんでだろう?何か特別なことでもしたかな…」と原因が良く分からなかった。前日は身体を動かしているが、内容は特別なものでもなく「確かに首のトレーニングはしたが、いつもやっているものだし…」と首をかしげざるを得なかった。

 1日安静にして様子を見たが、痛みはますます強くなっていったので、近くの整骨院に診てもらった次第である。先生曰く「筋肉がパンパンに張っているぞ!」とのこと。1週間ほど通って、電気を掛けてもらったりマッサージをしてもらうと自然と痛みもなくなっていった。

 それから3、4年ほどして、再び同じような痛みに襲われた。2回目に同じような痛みが出たときに「きっと治療してもらわなくても治るのでは」と思い、前回みたいに整骨院には通わなかったが、予想通り1週間ほどで痛みは治まったのである。

 しかし、それ以来、3、4年ごとに同じような痛みに襲われるようになった。部位的には常に背中で、腰に近い部分であったり、あるいは背中全体であったり、または首に近い部分に出ることもあった。そして、必ずと言っていいほど、どちらか背骨の片側なのである。「両側が同じように痛む」というのは記憶にない。

  発症、治癒のパターンは常に一緒であった。つまり、原因が全く分からないことと1週間もすると痛みは自然になくなっていった。自然には治ったものの「痛み」はかなり激しいものであった。「寝違えた」ときの感覚に似ていた。おかしなもので、安静にしているよりは適度に身体を動かしている方が楽であった。安静にしていると筋肉が硬直していって痛みが増していったのである。

 ゆえに何が辛いかと言うと、就寝中に寝返りを打つ時と、床から起き上がる時が最も痛みが激しかった。寝ているということは身体を動かしていないということなので、痛む部分の筋肉が硬直しきってしまったのだろう。

 特に、床から置き上がるときは痛みはピークに達した。何回か深呼吸をして「よし、置き上がるぞ!置き上がるぞ!」と自分に気合を入れ、「よっしゃ!」と言いながら置き上がるのだが、それでも「痛て~!」と悲鳴を上げてしまうほどである。

 それでもここ数年は「そう言えば最近あの痛みは起きていないな~」と思うほど、発症する間隔は広くなっていった。「いつものが来たかな?」と思うことがあっても、2日目にはかなり楽になり、痛みが増していくようなことはなくなっていった。

 さて、今日、起きてみると背中の上部の左の首がかなり痛む。ちょっと嫌な予感がしないでもないが、ここ最近のように「不発」に終わってくれればよいのだが…。

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