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バンコク四方山話「チャイナタウン(その2)」

 歩き始めて2、3分もしないうちに、お腹がゴロゴロ鳴り出してきた。「まずいな。」と思っていると、だんだんと痛みを覚えるようになってきたのである。また始まってしまった。右手でお腹を押さえつつトイレを探したが、途中の商店や食堂は春節で閉店状態。

  それでも、何とか地下鉄のフアランポン駅の手前の交差点の信号までたどり着いた。痛みもだんだんと増してきて、地下鉄の駅に行こうとしたが、左手を見ると、長距離列車のフアラランポン駅があった。ここは以前に行ったことがあり、なじみの駅である。
  どちらにしようか迷った。「清潔さ」でいうと、もうこれは地下鉄になるが、利用人数からすると、鉄道の駅が圧倒的に勝るはずだ。まあ、地下鉄の駅にトイレがないということはないだろうが、「確実さ」を取り、鉄道の駅を目指した。
  駅構内は長距離用とあって結構広く、前回も利用したと思われるトイレの場所は、もちろん全く記憶になく、探すのに1分くらいはかかった。
  しかし、普段、鍛えているおかげで、肛門括約筋が何とか緊張を保ってくれた。
  トイレは有料であった。2バーツ払って中に入ったが、なんと開いているところはなく待っている人もいるぐらいであった。「選択をあやまったかな?」といやな予感がしてきたが、もちろん、いまさら地下鉄の駅に行くことはできない。
  「早く空いてくれ、空いてくれ!」と念じていると、丁度、目の前の扉が開き、人が出てこようとしたので、それと同時に身体を中に滑り込ませ扉を閉めた。
  速攻で便座に腰掛け、何とか難は逃れた。「ハ~」と一息つき、しばらく恍惚状態。が、落ち着いてきたのであたりを見回したのだが、あるものがないのに気が付いた。「紙」がないのである。キョロキョロと見回したがどこにもない。天井を見てもだめ。「入っていてくれ!」とデイパックの中を探してみたが、だめ。
 お金を取っておいて、この状態である。便器の横にはかごが置いてあり、前の人たちが使った汚れたティッシュが入っている。多分、排水の状態が悪いので、便器にトイレットペーパーは流していないのであろう。
  「さて、困った。どうしたものか?」と思いながらも、脳細胞はほとんど休止状態である。ただ、ずっと便座の上に腰を下ろしているわけには行かないので、自分なりに選択肢を考えてみた。

   1. そのまま何もなかったかのように、パンツとズボンをあげる。
   2. 前の人たちが使ったティッシュを選別して再利用する。
    3. 一度流して、次に便器に溜まった水を利用し、不浄の手で「ピチャピチャ」とお尻を洗う。
   4. 幸いなことに、ポケットにバンダナが入っているので、それを使用し捨ててしまう。
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