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プーケット四方山話「もう二度と乗るものか!トゥク、トゥク(その2)」

 「クソっ!とんでもない野郎だ!」と怒りがこみ上げてくるのを押さえ、ホテルの方に引き返したが、このままホテルに戻っても、また一からジムの場所を探さなければならないし、ホテルまでは歩いて30分近くはかかる。

  そこで、数分も歩くとトゥクトゥクが2台ほど道端に留めてあり、そばを通ったところで「トゥクトゥク?」と声をかけられたので、再び料金の交渉となった。

  「Kata Gymっていうところまで行きたいのだ。いくら?」

  「あー、Kata Gymね。200で行ってやる。」

  また200なのだ。私は、また例によって有り金を見せ

  「そんなに離れていないんだろ?今はこれだけしかないけどホテルに行けばお金はあるので、何とか150で行ってくれよ!please,please!」と一応ていねいな表現にした。

  「ホテルはどこにあるんだ?」

  「どこ?」と聞かれるとうまく答えられないし「K H Residence」とホテルの名前を告げて「あー、あそこね。」と理解していただくほど立派なホテルではなかった。

  「K H Residenceと言って、ビーチのはずれの丘の上にある。そんなに離れていないので150で頼むよ?」

  2人の運ちゃんは、なにやら「あーでもない。こうでもない。」と話し合っている。すると一人の運ちゃんが「しょうがねーな!」という感じで「オレのトゥクトゥクに乗れ!」と助手席を指差した。

  ジムまでは5分とかからなかった。ジムで場所と利用料を確認した後、ホテルに向かった。2分ほどで交差点にぶつかりそこを左折したのだが、その交差点は歩いて通り過ぎて見覚えがあった。その時点でホテルとジムの距離や位置関係が把握できた。

  交差点を左折して1分もしないうちに運ちゃんが「ホテルはこの辺か?」と聞いてくるではないか。「もっと先だ。」との返事に運ちゃんは「そうか。」とうなずくのであったが、また、1分もしないうちに「この辺か?」と聞いてきた。どうやら、私の「ビーチのはずれの丘の上」という説明が理解できてないようであった。

  この運ちゃん、タイ語で「△■★※◎!」となにやら言ったかと思うと、だんだんと不機嫌な表情をしてきた。

  程なく、丘の上のホテルが見えてきたので、「あそこだ!あの丘の上のホテルだ!」と指を指したが。また「□○▼α☆!」とちょっと怒り気味の表情。メインストリートからホテルに通じるスロープは、距離にしてみれば200、300メートルほどなのだが、結構急で、歩いてもホテルにつくころには息が切れている程である。そこをこの軽のトゥクトゥクのエンジンはうなりを上げて上っていった。

  ホテルに着くと、手元にあった100バーツを渡し、部屋のセイフティーボックスから1000バーツ紙幣を取り出して、ホテルのフロントで両替を頼んだが、無理とのこと。たまたまそばで掃除をしていたオバちゃんが

  「いくら必要なの?」

  と聞いてくれたので

  「50バーツ足りないんだけど。」

  と答えると、ポケットから50バーツ紙幣を取り出し、「貸してやる。」と好意に甘えることにする。

  バンコクでは何回かタクシーを利用しているが、いつも、料金に20バーツくらいをチップとしてプラスして支払っている。しかし、この場合は「絶対にそんなことしてやらないもんね!」という気分である。

  ふてくされたように待っている運ちゃんは、私から50バーツ紙幣を受け取ると何も言わずに、もと来た道を戻っていった。

  その夜、足裏マッサージ(1時間250バーツ、料金は大きく表示されているので、値引き交渉は無理のよう。)を受けたのだが、ついてくれたオバちゃんは話し好きで、いろいろ話しかけてきた。そこで、トゥクトゥクの料金がえらく高いことを言うと、「ファラン(西洋人)がたくさんお金を出しているから…。」とのこと。そうか、南蛮人の仕業だったのだなと一応納得はしてみたもの、日いずる国の民もたくさんお金を落としているはずである。

  いずれにしてもこのままではまずい。非常にまずい状況である。南蛮人も、渡来人も、倭人も手に手を取り合って革命を起こさなければならない。

 


 

プーケットの高級リムジン「トゥクトゥク」。バンコクと違い、4輪車。これを利用するくらいだったら、とことん歩いてやる! 

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