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プーケット四方山話「古びたジム、その名もカタジム(その2)」

  その代わり、ジムの一角にサンドバッグがあったので、ジムにいる時間の3分の2は、それをたたいたり、けったりした。もちろんエアコンなどあるわけがないので、15分もサンドバッグと戯れていると、汗が額からポタポタと落ちていった。
  しかし、日本では、サンドバッグをたたいたりけったりするというのはめったにあるものではない。自分の通っているフィットネスクラブにない設備に関しては、触れたりする機会はそうそうあるものではない。
  パンチも、最初は素手で入れていたが、たたき出してしばらくすると、手が痛くなってくる。「あまり無理して手を傷めてもバカバカしいし。」などと思っていると、2階に通じる螺旋階段にグラブが置いてあるではないか。一応、使っても良いという許可を得たので、はめてたたき出すが、力を入れてたたくと、結構こぶしに「ズシリ」とくる。
  「けり」はサイドからの回し蹴りとなり、サンドバッグにあたるのは「すね」の真ん中辺りから足首かけての部分になる。サンドバッグも上部は砂の量も少なく、他の人の「けり」なども入っていると思われ軟らかくなっているが、それより下は硬い。
  その「軟らかい」上部まで届けば問題はないが、左右で足の上がる高さが異なり、右足はまだ良いのだが、左足となるとその軟らかい部分まで届かないこともある。
  そうなると、当然、左足は下部はサンドバッグの硬い部分にあたり、痛い思いをしなければならない。また、無理して足を持ち上げてもバランスを崩してしまう。
  要するに、股関節の柔軟性が足りないのである。かねてから、そのことは格闘技系のレッスンなどをするときに痛感しているのだが、特に股関節の柔軟性をつけるのは非常に難しい。ある程度までいくと壁にぶち当たり、そこから一歩も前に進んでくれない。何とかしなければとは思っているのだが…。
  初日の時点で、宿に帰って足が痛むのでよく見ると、左右の足のすねの下部は薄っすらと青くなっていた。
  初日は夕方の7時ころに行ったが、その時点で、高校生くらいの若い青年が一人トレーニングに励んでいた。またしばらくして、30前後くらいの男性が膝くらいまでのパンツをはき、上半身裸でバイクに乗ってやって来て、そのままの姿で1時間ほどトレーニングをして、そのまま帰っていった。
  2日目は3時過ぎに行ったが、利用している人は誰もいなかった。しばらくして、西洋人が2人やってきて、1時間ほど筋トレをして帰っていった。
  ジムの片隅には、ここのオーナー(40歳くらい)の母親と思われる70歳くらいの女性が、いつも石のフロアの上で横になって昼寝をしていた。きっと、床が冷たくて気持ちがよいのであろう。
  壁にかかっているボードには以前にここを訪れた人たちの写真が貼られているが、みんなセピア色になっている。
  また、ムキムキボディビルダーの大きな写真も何枚かかけられていたが、その中でひと際目立っていたのが、若かりし頃の「アーノルドシュワルツネガー」の白黒の写真であった。
  ヤモリが、そのシュワちゃんの写真の周りの壁をペタペタとはって、ごはんである小さな虫を捕食している。Kata Gymは、そんなジムであった。

 



「カタ・ジム」のほぼ全景。向かって左手にはプレート式のマシン、右手がフリーウエイト用のベンチなどが置かれている。手前にはテーブルとイスが置かれ、休憩を取ることができる 。



たたいたり、けったりして遊んだサンドバッグ。手にはめているのは借りたグローブだが、これが結構臭うのである。



「カタ・ジム」の前にて。この日もよく晴れていた。


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