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旅に出よう(国内・自転車旅行)「奄美大島(その2)」

 

 どうも若いころは少しミーハーなところがあったのかもしれない。私が高校3年生のときに「ビッグウエンズデー」というサーフィンの映画が流行ると、日本中にサーフィンブームが起こった。同級生ではなかったが、近所に同い年のサーフィンにはまってしまった人がいて、彼に誘われて私も始めた次第である。

 すぐにサーフボードを購入した。住まいは東京なのでなかなか電車でボードを携行して海まで行くのは難しかった。その点は幸いなことに、誘ってくれた彼は自動車の免許を取得していて、かなり型は古かったがサニーを所有していたので、月に1回くらだが主に湘南方面へ、時には千葉の九十九里浜に出かけて行った。そのサーフィンも大学に入学すると生活環境の変化もあって、それ以降は行くことはなくなった。

 そして今度は、社会人になって少しするとスキューバ・ダイビングがブームになった。「オレもコバルトブルーの海でトロピカルフィッシュと戯れるぞ!」とダイビングショップに行き、講習を受けた次第である。最初はプールで実技を行い、ショップでは学課の講習を受けた。それが終わると海洋実習となる。

 初めての海でのダイビングは、今でもはっきりと覚えているが、伊豆の戸田(ヘタ)でのボートダイブであった。通常は、一番最初は浜からエントリーするようだが、私の場合、ツアーの関係でボートダイブとなってしまったのである。いや~、これがなかなか難儀な思いをした。

 ボートに乗り込んでからダイビングポイントまでは5分もあるかないかというところであった。アンカーを下ろし、そのアンカーにつかまって潜行していくのだが、透明度は決して良いとは言えなかった。それにプラスして、水温も低く身体がブルブルと震えてきた。潜行する途中で、何回も「海面に戻りたい」という衝動が襲ってきたが、すぐわたしの前の人は女性で「女の人でも潜っているのだから…」となんとか我慢をして前の人についていった次第である。

 海底につくと、「海洋実習」として行わなければならないことがいくつかある。まだ、ライセンスを取得する前なので、「のんびりと景色を楽しむ」というわけにはいかない。どのようなことをしたかは全ては覚えていないのだが、簡単なものでは「レギュレーターのクリア」(正式な名称かどうかちょっと自信が…)があり、今まで口にくわえていたレギュレーター(空気が出てくる)を一度はずして、もう一度口にくわえるというもの。一見、すごく単純な行為に見えそうだが、多少のコツはある。外したものを再び口にくわえてそのまま呼吸をすると、外したときにレギュレーター内に入った海水を飲み込んでしまうことになる。よって、呼吸をする前に勢いよく空気を吐いて海水がレギュレーターの外に出さなければならない。

 次に「マスククリア」がある。海中で、今までつけていたマスクを外してそれを再び装着するというもので、少し慣れが必要。海中でマスクを外せば、一気に視界は悪くなる。再び、それを海中で単に装着しても海水はマスクの中に入ったままなので、視界は悪いままとなる。そのマスクの中に入った海水を口にくわえているレギュレーターから輩出する呼気で抜いていくのがマスククリアで、レギュレータークリアと違って得手不得手が出てくるかもしれない。

 全てプール実習で1度行っていることなのだが、プールと実際の海の中ではかなり状況が異なる。「透明度が悪い」「冷たい」というマイナスの状況の中でもしっかしと行えるようにならなければならない。

 「完璧」とは行かなかったが、とりあえず無難に定められたものをこなして最初の海洋実習を終えた。「コバルトブルーの海でトロピカルフィッシュと戯れる」ことを夢見て始めたのだが、現実はかなり思い描いていたものと違っていたのである。とりあえず、海洋実習も終えて晴れてライセンスを取得したわけだ。

 取得後は、月に1回くらいの割合でショップの日帰りツアーに参加した。やはり東京に住んでいると、日帰りツアーのほとんどは伊豆方面になる。泊まりがけであれば、近場で伊豆大島や三宅島、少し離れて八丈島、また、3泊くらいで沖縄方面のものもあったが、なかなかそのようなツアーに参加するのは難しかった。

 しかし、これも個人差が非常にあるのであろうが、わたしの場合、ダイビングが楽しめるまでにはかなり時間がかかった。最初の頃は、潜った後は決まって頭痛に悩まされた。

 通常、日帰りのパターンとして、1本目を終えると昼食を取り、少し休んで午後2本目を潜るというになるが、昼食時には「頭痛て~!」と言いながら食事をしなければならない。すると、「2本目、どうしようかな~?」などと弱気になってしまうが、毎回のように「せっかく来たのだから…」と自分自身を奮い立たせなければならなかった。頭痛に関しては、上手にボンベ内の空気の使い方ができなかったのと、どうしても寝不足で潜らなければならなかったのが原因だと思う。

 

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