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フィットネス紀行「10分で撃沈、イントロステップ-3」

スピーカーから音楽が流れ始め、今にもレッスンが始まろうとしているときに、50代くらいのオバちゃんが入ってきて、スタジオの後ろに腰掛けニコニコしている。ステップ台を用意する気持ちは全くないようである。
「何だ、何だ、このオバちゃん!」と思っていると、インストラクターがこのオバちゃんに「★※⇒◎!α∵?」と話しかけている。オバちゃんも「▲☆β+?□●!」と言い返し、腰をあげることもなく依然とニコニコしている。この二人の会話は次のようなものだったに違いない。
インストラクター:「レッスンを受けたらどうですか?」
オバちゃん:「私には難しすぎるから、今日は見学してるわ!」
インストラクター:「じゃあ、できそうだったらいつでも参加していいから。」
日本ではちょっと考えられない。しかも、見学だけが目的ならば、スタジオの外からでも中の様子が丸見えなのだから、わざわざスタジオの中に入ってくる必要は全くなく。外からでも十分にどのようなステップを踏んでいるのかが手に取るように分かるのである。何ともおおらかな国である、タイは。
このインストラクターとオバちゃんの会話の後に、スピーカーから出る音楽のボリュームも上がり、レッスンは始まった。
「ベーシックステップ」「ニーアップ」「マンボ」などのやり慣れた動きでレッスンは始まったが、5分もしないうちに「ターン」という言葉がしきりに出るようになってきた。なんだかいやな予感がしてきた。恐れていたことが現実となってきた。10分もしないうちに右へ、左へのターンを繰り返し、ついていけなく呆然とステップ台の上に立ち尽くす状態が多くなってきた。
すると、反対の隅でやっていた男性が、「俺にはできん!」という感じで使用していたステップ台をそそくさと片付けてスタジオから出て行ってしまったのである。インストラクターは全く気に留める様子はない。私も、これから先の展開を考えて、よっぽど彼の後に続こうとも思ったが、出るのにも勇気がいる。「せっかくバンコクまで来たのだし【旅の恥はかき捨て】という言葉もある。」とも思い何とか留まった。

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