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フィットネス紀行「10分で撃沈、イントロステップ-4」

スタジオの外でおしゃべりをしていた数名の女性が「張り切っていたわりには、たいしたことないじゃない!」という感じで私を見てクスクス笑っている。もう「煮るなり焼くなり好きにしろ!」という感じである。
しかし、こうも右へ左へくるくる回ると、頭の中が真っ白になって何がなんだか分からなくなってくる。「覚えよう」という意識もだんだんと薄れていってしまうものである。それでも「クソ!」と何度か奮起したが、「動き」は私の脳の神経細胞の限界をはるかに超えていた。
しょうがないので、ところどころ分かるほんの一部分だけみんなに合わせてステップを踏んだが、60分という長さのレッスンのうちの4分の3は全く動けず、呆然とステップ台の上に立ち尽くし、他の人たちの動きを見る以外に何もすることがなかった。
インストラクターも私の様子を全く気に留めていなかった。また、他の人たちであるが、このレッスンを受け慣れていたのは明らかであった。ほとんどの人がしっかりと動いていた。毎週のように受けているのであろう。
しかし、これでベーシックのクラスである。「全く初めて」とか「今までに2、3回くらいしか受けたことがない」という人が受けたら、「もう2度とステップのクラスは受けたくない!」となってしまうに違いない。
私自身、膝を痛めて、ステップだけではなく、しばらくエアロのクラスからは遠のいているので、感覚もかなり鈍っているだろうし、それに付け加えて、脳の神経細胞の活動もかなり弱くなっている。
でも、それなりにエアロのクラスは受けてきたし、「初級」はもちろんだが、「中級」あたりならさほど苦労することなくレッスンに付いて行けていたので、多少なりとも「経験者」ではある自信というか、自負というか、そのようなものが心の片隅に残っていたが、ここバンコクのステップのクラスでは、そんなものは「無い」に等しいのである。
それにしても、私はこの人たちに一言言ってやりたかった。「何でそんなにクルクル回るのだ!回りすぎだ!風車ではないのだから、そんなにクルクルまわってはいかん!100歩譲って、君たちが風車であったとしても、ここはスタジオの中なのである。風は吹いていないのであり、そのようにクルクル回ることは物理の法則に反するのだ!医学的にも、三半規管を痛めてしまう可能性も大いにあるかもしれないぞ!」と、ただ、この私の訴えも彼らの右へ左へのターンによって起こるサイクロン風によって吹き飛ばされてしまうのであった。

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