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バンコク四方山話「サイショハグー、ジャンケンポン(その2)」

さて、通りを歩いているときでも「どこかにお金が落ちていないかな?」とキョロキョロし、自動販売機があるごとに「つり銭の取り忘れはないだろうか?」と返却口に右手の中指を突っ込んで確認しているようなボンビーなこの私が、なぜ高いと認識しながらもこの「花子」に通ったかというと、もちろん料理がおいしくなければ行かないわけだが、「たまにはちょっとは寂しくなるよ」オジサンの心理状態を上手く突いた店なのだ、「花子」は。
座席はカウンターと座敷に別れているが、座敷には一度も座ったことがないのでどれくらいの収容人数なのか分からないが、カウンターのほうは10人程度といったところである。
そのカウンターに座り、店内においてある日本語の新聞を読みながら、「すし盛り合わせB」をぱくつき、ビールをちびりちびりやっていると、「今日はどこ行った?」「いつ日本に帰る?」などと女の子たちと少し話をしたりするのだが、この「少し」が「たまにはちょっとは寂しくなるよ」オジサンには非常に心地よいのである。
もし、女性と会話をすることが目的ならば、居酒屋などには行く人はいないであろう。そのような飲み屋はバンコクには他にいくらでもある。ただ、私の場合は、歳のせいであろうか、そういうのもだんだんわずらわしくなってきている。一人が気楽で良いのだが、全く一人というのも寂しい、とだんだん「わがままオジサン」になってしまった。そういうオジサンさんにとってはうってつけなのである。
また、「花子」のママさんだが、歳は32、33歳くらい、スレンダーで美人なのだが、日々の売り上げ等にもシビアみたいで、「たくさん飲んでもらいなさい。」「たくさん食べてもらいなさい。」と女の子たちに売り上げを上げるように厳しく教育しているようである。
それは、彼女たちとちょっと親しくなると「わたしも飲みないな。」「私はこの海鮮サラダが好きなの。」とおねだりして、「売り上げアップ作戦」に出てくることで分かる。
この場合の「飲みたいな。」というのは、キャバクラではないのだから、彼女たち用の専用のドリンクがあるのではなく、私が飲んでいるビールを飲みたいということで、小心者の私は口が裂けても「ダメ!」などとは言えず、「どうぞ。」と勧める。
そうすると、ウイスキーのオンザロックを作るくらいのグラスを持ってきて、その中に氷をたくさん入れてビールを注ぐので、量としてはたいしたことはない。
「食べたいな。」もちょっとつまんで、後は私が処理をすることになる。とにかく売り上げが上がればよいのだ、彼女たちにとっては。
ただ、懐具合が寂しいときは、いつも最初から「これしかないので」と言っているので、向こうもムリに「飲みたいな・食べたいな」営業光線は浴びせてはこない。
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